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中国政府で、食品などの安全管理を担当する責任者が北京で講演し、製品の安全性を高めるための法整備を進めていることを明らかにし、国際社会で強まる中国製品への懸念に応えていく考えを示しました。 これは、21日から北京で始まった各国の製品の安全性を話し合う国際会議で、中国の国家品質監督総局の李伝卿副局長が述べたものです。この中で、李副局長は「中国政府は、商品の安全性を非常に重視している。中国は、消費者の安全と健康に責任を負う国家だ」と強調しました。そのうえで、法整備を進め、製品の安全性の検査体制を強化していることや、偽の製品を厳重に取り締まっていること、さらには、安全性に問題のある商品をインターネットで閲覧できるデータベースを設けることなど、中国政府の取り組みを説明しました。 中国製品は、値段の安さを武器に、海外への輸出が急増している反面、安全性に問題があるとして回収されるケースも増えており、このうちEU・ヨーロッパ連合は、去年1年間にヨーロッパに持ち込まれた製品で安全性に問題があると報告のあったおよそ半数が中国製だったと指摘しています。さらに、アメリカでは、中国産の原料が含まれたペットフードで犬や猫が相次いで死ぬなど、中国の食品の安全性への懸念も強まっています。このため、中国としても、今回の会議を通じて、安全性の確保に向けた取り組みを強調することで、国際社会の不安を和らげたいねらいがあるものとみられます。 NHK http:// |
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