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この時期になると、猛暑も鳴りを潜め、朝晩涼しくなってきた。ひんやりとした風が心地よい。秋本番も近くなり、夏場には衰えていた食欲も旺盛になってきた。
ところが、この秋はマツタケ市場に異変が起きている。中国産マツタケの売れ行きが芳しくないそうだ。私のように、グルメではない者には関係ない話だが、やはり中国製品の安全性への懸念が原因だろう。家内は「中国のものは絶対に食べないし、絶対使わない」と言っているほどだ。
米国では、いまや「チャイナ・フリー(中国製品不用)」という言葉が頻繁に使われているという。ロイター通信と米世論調査会社ゾグビーが共同で米国人1011人を対象にした電話調査によると、米国人の78%が中国製品の安全性に懸念を抱いている。35%が中国製品の安全性を「深く心配」、43%が「ある程度心配」しており、23%が「中国製品を絶対に購入しない」と答えている。 米国からの報道によると、最近では「チャイナ・フリー」という表示がなければ、商品に関心を示さない消費者も出てきて、販売業者は頭を痛めているというのだ。玩具、乳児用よだれかけなど中国製品から相次いで鉛成分が検出され、汚染されたペットフードを食べた犬や猫が相次いで中毒死するなど、安全問題が指摘されたことが大きな要因だ。バービー人形などのヒット商品をもつ米玩具大手のマテルでは、鉛が検出されたことなどから、全世界で回収する玩具は2100万個に上る。同社の製品のうち65%が中国で生産されるだけに、「チャイナ・フリー」の影響は甚大だ。
ただ、マテルによると、玩具は同社の設計、輸入の要求に基づいて生産されており、中国側が被害者という見方も成り立つ。しかし、それでも消費者はいまさら「チャイナ・フリー」を見直しはしないだろう。
このマテルの玩具の回収騒動で犠牲者が出ている。中国の広東省仏山市で玩具会社を経営する香港人社長が今年8月、工場の倉庫内で首つり自殺をした。同社はマテルの玩具を委託製造しており、玩具の回収で3000万ドル(約35億円)の損失を出し、経営を圧迫したとみられている。
もはや「メード・イン・チャイナ」の信頼はがた落ちだ。米政府関係者は「よい製品を作ることが、最終的にもうかることに通じる。これは米国の歴史を見ても一目瞭然(りょうぜん)だ」と指摘している。中国側の努力を望みたい。
しかし、家内のように、7年以上も前に牛肉偽装事件などを引き起こした乳業メーカーの製品をいまだに買わないという“執念深い”消費者もいるのだから、中国製品が信頼を回復するのは容易ではないだろう。
ソース:産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/world/america/071001/amr0710011528006-n1.htm (2/1)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/071001/amr0710011528006-n2.htm (2/2)
4 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん
当たり前だ。
日本でも導入しろよ速く。