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2007年6月8日、中国では障害のある新生児が30秒に1人の割合で生まれているというショッキングなデータが公表された。8日、上海で開かれた第95回東方科学技術フォーラムで明らかにされた。年間およそ100万人の新生児に、出生した時点で障害が見つかっているという。これは総出生数の5%前後だが、実際には統計で把握されない新生児も少なくなく、実質発生率はさらに多いとみられている。世界では総出生数の6%に当たる年間790万人の新生児に障害が見つかっている。
中国で結婚前の男女に義務付けられていた健康診断が2003年に廃止されたため、その後、障害児の出生率が明らかに上昇している。フォーラムに出席した専門家は、予防に勝る方策はないとして、出産の適齢期といわれる24歳から29歳まで、遅くとも35歳までに出産することを奨励し、妊婦の飲食や薬の服用に関する知識について啓蒙が必要だとしている。
アメリカの研究者は障害の原因を女性側に求めがちだが、男性のアルコール摂取が精子に異常をきたす例もあるとされており、抗生物質の乱用にも警鐘が鳴らされている。
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